うまくできているんですね 世の中


 前回はとても暗い気持ちで心のうちを吐露してしまって・・・ブログってどこまで書くものだろうって、自問自答して、開くのも少し躊躇してしまいました。
 でも、温かいコメントがあってありがとうございました。Tさん、そうね、娘のことは家をでるようになればこんなイライラも「あのときは・・・」って笑い話になるのかもしれません。そしてそうなるのも案外早い時期に訪れるかもしれませんものね。 Mさん、そう早く寝てもらえば私の自由時間が増えるってことです。会話もないなら喧嘩もないかあ~。お互いないものねだりだけれど、健康でいてくれることが一番の思いやりなのかもしれません。 皆さんありがとう。コメント返しをしませんが、今日の更新で心境の変化お伝えします。

 前回のブログの翌日でした。私、ヘルパーの日だったのです。伺っているお宅は、90歳になる認知症がだいぶ進んでいるおばあちゃまのお家。私を孫嫁と思って「とも子ちゃん」とよぶお宅です。
 娘さん夫婦と同居なので、環境的にはとても恵まれていますが・・・大変なのは同居の娘さんです。
 おばあちゃま(つまりお母様)は、週4日、おばあちゃんたちの幼稚園?に通うとはいえ、朝の9時から夕方4時までです(本当に幼稚園みたいでしょ?)帰ってくればほとんど目も離せないし、気も休まりません。
 目を離せば外に出てしまうし、洗濯物も入れれば出してしまう、出せば入れてしまう、顔も何度も洗ってしまうし、とんでもない化粧を始めてしまう・・・良く見てらっしゃるなといつも頭の下がる思いです。
 しかし、そんな娘さんに夫の心ないひと言が。
「ひょっこりさん、私ね夫に言われてしまったわ 気楽になっていいなですって 私、気楽なんですって」
私も絶句してしまいましたね021.gif でも偉いのです、娘さん。
「悪気ではないのね、あの世代の人って高度成長を支えて働いていたという自負があるから家の中の者はみな気楽なのでしょう 接点を持たないことにするの」って。
 私も世代的に同じ夫を持っているので、このU家の娘さんには教わることばかり。それにしても、週4日お母様が幼稚園に通ってくれるだけでそんなに楽になると思ってるんですかね。
 まあともあれ、仕事をしておばあちゃま、娘さん、私3人でお茶をするとなんか気が晴れ晴れしてしまって私もいっときの鬱をしばし忘れました。おばあちゃまはトンチンカンばっかり言ってくれるし037.gif 
 鬱なときは、家から出る仕事があるって本当に救われるものです。
 
 少し気が晴れて、U家からの帰りに荻窪で買い物をしていたら、今度は思いがけない再会が。
 「ねえ あの もしかしてSちゃんのママじゃない?」
 私をSちゃんのママという、そういうあなたは誰?と振り向けば・・・そう20年前、公園で娘同士遊ばせていたママ友のKさんでした。「まあ Aちゃんのママ?」 「そうよ そう20年ぶりくらいよね」「うん 懐かしい」
 もう手を取り合って・・・。Aちゃんとウチの娘はお互い一人っ子同士で、そして性格も似ていたのです。 
 普通一人っ子の女の子といえば、大人しくてというイメージかもしれませんが、ウチもAちゃんもなかなか気が強くて、ウチの娘の手押し車をAちゃんが気に入り、いつも公園で見つけると取って遊んで、返せ返さないでもうぶちあいの喧嘩をしていた仲です037.gif
 その後、Aちゃん宅は一戸建てを購入し越してしまったのでそのままになっていたのですが・・・。
 
「懐かしいわね~ すぐわかった だってSちゃんママ20年前とぜんぜん変わってないよ」って嬉しいこと言ってくれたりして。「みんな何してるだろう」なんて話に花が咲いて・・・嬉しかったですね。
 お互い娘は社会人になったものの、やっぱり実家天国で娘は学生時代となんら変わらないらしいということもわかったり・・・「早く嫁に行って苦労すればいいのよ」って拳あげたり、楽しかったですね。
 ひとときの立ち話でも。 世の中ってうまく回っているんだと思います。
 思いがけない再会や仕事に出かけて家の者以外の人と接点をもてば、ちゃんとリセットできるようになっているのかもしれません。だから飛び降りなくてすむのね(笑)

 東○ガスも男女2人、すっ飛んでやってきました。見積もりもさすがにきちんとできていました。
 欝はリセットできつつあります。ありがとう、本当にありがとう。
by hyokkorijima | 2013-02-18 22:09
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