げに恐ろしきは・・・

 台風、台風、台風。今この2文字は原発の2文字と同じくらいの恐ろしさで震えがきます。
 26号、あんなにも大きな爪あとを残すとは・・・。 私は地震と雷と台風と毛虫がとにかく大嫌い。まあ前3つを好きな人はだれもいないとは思いますが・・・。
 不思議なのは、なぜ下からず~っと上ってきて(天気図でいうと)日本列島で必ず右にまがるのでしょう?
 通り道カーブでもあるのでしょうか?このところはまっすぐ大陸に向かわず必ずカクンと右カーブしますよね。それになぜ被害を出さないと温帯低気圧に変わらないのでしょう? まったく不条理だと思います。
 27号がまたきているそうです。また曲がるのでしょうか? 台風のたびごとベランダの洗濯機と格闘中。

 悲しいのは、台風が通過したあと、あっけらかんとした青空が広がることかもしれない。さっきまであんなにひどい嵐だったのに、青い空は何食わぬ顔で下界の人間を見下ろしている。人の気持ちは関係ない。
 無情で残酷な青空の日というのがあるのか。

 これは昨日のT新聞の「筆洗」という1面にでていた記事ですが・・・本当にそのとおりです。
 お昼には抜けるような青空でした。 原爆のあともそうだったのでしょう。夏の青空。
 残酷な青空の日って哀しいけれど存在してしまうのですね。 27号はどうかどうかそれますように。


 話題はがらり変わりますが・・・昨日やっと「そして父になる」を観に行きました。


 
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 もう皆様映画のストーリーはわかっているので・・・カンヌの神通力は薄れてきていて、広い館内驚くほどゆったりと鑑賞できました。
 6年間手塩にかけて育ててきた子どもがもしも他人の子どもだったら? 自分に置き換えると・・・ウ~ム考えてしまいますね。前例から言えばほとんどの夫婦が交換するなんて弁護士のセリフがでてきたけれども。
 私は・・・私はどうするだろう? 幸いその心配はなくうちの子は嫌なとこもマシなとこも私たちのどちらかにそっくりだから、まぎれもなくうちの子どもだけれど。 
 交換するにもあまりに家庭環境、育ち方が違いすぎて、この場合は交換は不幸だったでしょうね。
 福山雅治がいや~なエリートサラリーマンになぜかドンピシャで・・・リリーフランキーは教養のない親父がまたピッタリで。 全然関係ないけど、福山にはもう1度歌で素敵な姿を見せて欲しいなと思ってしまった。
 桜坂やスコールのような・・・泣きたくなるほどピュアな歌ここ何年も聞いてないし。

 観た映画館は、たびたび登場する「吉祥寺バウスシアター」。ここは次回作のパンフレットがふんだんにおいてあるので助かります。 これから映画鑑賞にはもってこいの季節。
 おもしろそうな作品案内がたくさんありました。
  
 
by hyokkorijima | 2013-10-18 16:52
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